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当院での
「上肢痙縮」、「下肢痙縮」のボツリヌス治療 について(H23年10月 記載) |
2010年11月から、成人脳卒中等の「上肢痙縮」、「下肢痙縮」のボツリヌス治療が保険適応と
なりました。
痙縮とは脳卒中等の中枢神経疾患によって上下肢のつっぱりが強くなり、動きにくくなった状態です。
ボツリヌス治療で、痙縮による痛み軽減、関節可動域の改善、介護負担の軽減、上肢機能や
歩行機能の改善が期待できます。
当院リハビリテーションセンターで治療を受けた患者さんは既に30名を超え、よい治療成果をあげています。
上下肢の痙縮がリハビリにおける重大な阻害因子となった時、または痙縮がリハビリを実施しても
悪化する時、内服の筋弛緩剤等による症状改善が期待できない時は、検討してもよい治療法です。
ボツリヌストキシンは、筋肉内注射の12時間以内に神経筋接合部に到達するとされ、効果は4-7日
後から徐々に出現し、約1-2週間で安定、12-16週の間、効果が持続します。一回打った後、中和抗
体産生により効果が減弱するおそれがあるので、3ヶ月以上あけるべきであるとされています。
ボツリヌス注射のみでなく、後療法としてリハビリ治療も併用して受けたほうが、より効果が期待できます。
この治療に関心がありましたら、当院リハビリテーションセンターに問い合わせて下さい。
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