済生会有田病院が安全宣言〜20日ぶりに外来診療・入院受け入れ再開

2月13日以来、医師や入院患者ら11人が新型コロナウイルスに感染して休診状態となっていた済生会有田病院(和歌山県湯浅町)が3月4日安全宣言を出し、診療を再開しました。
新型コロナウイルス感染症の最後の患者さんを転送してから14日間、新規発症者がなく、病院関係者470余名のPCR陰性が確認されたからだ、とのことです。

病院が休診状態になるというのは、地域にとっても内部で働く医療者にとっても、暗澹たる気持ちにさせます。私自身「明日は我が身」と思って不安を覚えていました。診療再開は、地道に努力すればいずれ光明が見えてくる、ということなのだと思います。関係者のご尽力に敬意を表します。
当院も一層気を引き締めて感染防止と医療安全に細心の注意を払っていきたいと思います。