前任の病院との約束で、埼玉に引っ越してからも週1回茨城の県立病院の診療を手伝っています。
昨日がそうでした。

地域がんセンターと救急センターとを併せもつ県立の総合病院ですので、高度先進・超急性期医療を必要とする患者さんをたくさん診る必要があります。
さいたま記念病院の患者さんたちとは診療内容がずいぶん異なります。

どちらの病院での診療が大変か、と問われれば、どちらも同じだろうと思います。
ひょっとすると、埼玉のいまの病院のほうがむずかしいのかもしれないと思うこともあります。
私自身が地道な医療に慣れていないことが一因ではありますが、地道な医療こそ意外とむずかしい、と言うこともできます。

日々の診療のなかで、ひとつひとつ勉強していきたいと思います。