公務災害

関西の公立病院院長が新型コロナ感染で亡くなったことに対し、先週、公務災害が認められたと共同通信社が報じました。
同い年です。ご冥福をお祈りします。

この件について医師仲間から次のようなコメントが寄せられています*。
* https://medpeer.jp/news/129446/comments#opinions

 72歳の先生は外来を週一度担当されて罹患されたのだと思います。このような方はリスクの高い方として、ほかの業務についていただけたら良かったですが(70代 女性 勤務医)。
 詳細は分からないが、72歳に感染の危険のある仕事をさせちゃ駄目でしょう(60代 男性 勤務医)。
 72歳で院長職は、大変ですね。しかも、コロナが流行っているからと言っても、休めない立場ですし(40代 男性 勤務医)。
 今まで報道されていたのかもわかりませんが、このニュースで初めて知りました。高齢がハイリスクだったのでしょうか?(50代 男性 勤務医)。

ちなみに私は週5日(正味2日半)の内科外来、週1日の外科外来(外勤)、週2日(半日2回)の救急当番、週5日の発熱外来、約50人の病棟受持です。他に早番、遅番が月1回ずつ、病棟業務としてカンファレンス週2回、定期面談週1回、臨時面談週数回あります。休日でも数時間はたいてい病院にいます。
たしかに少し多いとは思いますが、医師不足ではやむを得ません。院長職務は手抜きですので、自分ではさほどの悲壮感はありません。御心配なく。