当院における新型コロナウイルス院内感染について(3)

回復期病棟の院内感染は終息し、今週から新規入院を再開しました。
しかし、先週から外科病棟・療養病棟・内科病棟で次々と新型コロナウイルス感染症が発生しました。今週になってからも新規発生は続いています。したがって正確な数ではありませんが、3病棟合わせて本日(12/27)までに患者様20名ほどが罹患しました。無症状ないし軽症が多いとは言え、一時的に高熱を伴うかたも少なくありません。酸素吸入を要するようになったかたもおられます。病棟職員は8名ほどが罹患していますが、今のところ全員軽症で済んでいます。
感染患者様は内科病棟(一部は療養病棟の特定の部屋)に集約化しました。その他の病棟を利用して年末年始の入院要請を受ける体制を整えているところです。

新型コロナウイルス感染の罹患や濃厚接触者扱いのために職員の欠勤も目立つようになりました。病棟間で人手を融通するなどの工夫で、診療・看護体制の維持を計っています。

感染された患者様、そのご家族の皆様にあらためて深くお詫び申し上げます。