当院の新型コロナウイルス感染について(2)

先週9/1に当院職員1名の新型コロナウイルス(コロナ)感染が判明し、皆様にはご迷惑をおかけしております。現在までのところ濃厚接触の入院患者様は発熱等の症状は全員なく、また当該部署の職員にもコロナ感染の症状は出ていません。

この事例とは別に先週末の9/4、別の部署の入院患者様1名が入院時のPCR検査陰性であったにも関わらず発熱が続くため再度PCR検査を行なったところ陽性と判明しました。呼吸器症状はありませんが画像上肺炎が認められることからコロナ感染と診断し、直ちに隔離管理といたしました。同室の入院患者様は濃厚接触の疑いがあり、隔離を行ってPCR検査を実施しました(全員陰性)。
本例では、前述の感染職員との接点はなく、また入院時の胸部画像の見直しで肺炎を否定できない所見があることから入院時には既にコロナに感染していたと推測されます。
新たな事例に対する保健所の調査で医療従事者に濃厚接触者はいないとご判断いただきましたが、短時間でも接触した職員に対しては念のためPCR検査を実施し、現在までのところ実施者全員の陰性を確認しています。同部署の職員には発熱等のコロナ感染を疑わせる症状はみられていません。

今後とも、保健所のご指導をいただきながら十分な感染防止対策と職員の健康管理を進め慎重に経過をみていく予定です。

第1報でお知らせしましたように、回復期リハビリテーション病棟と内科一般病棟につきましては9/11まで新規入院を停止させていただいておりますが、これに加えて外科病棟も9/19まで新規入院を停止させていただきます。外来診療は通常通り行います。

今後とも職員一同、感染には充分な注意を払っていく所存です。
皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、なにとぞご理解、ご協力のほどお願い申し上げます。