放射線科のご紹介
放射線科では、画像診断を通じて正確かつ迅速な医療の提供を支えています。
患者様に安心して検査を受けていただけるよう、安全性に十分配慮しながら、質の高い医療の実践に努めております。
放射線科の体制と取り組み
現在、診療放射線技師7名および受付スタッフ1名の体制のもと、24時間対応が可能な診療支援体制を整えています。各診療科と密接に連携しながら、迅速かつ正確な画像診断の提供に努めるとともに、安全性と質の向上を目的とした設備整備および運用体制の強化を継続的に行っています。
2025年8月には1.5テスラMRI装置を導入し、脳・脊椎・関節などの領域において、より高精度な画像診断が可能となりました。さらに、2025年10月には血管造影装置を導入し、循環器領域を中心とした診療および治療支援体制の強化を進めています。
また、2026年4月には外科用Cアーム装置を更新し、整形外科手術を中心に活用することで、術中画像の高画質化と安定性の向上を図り、手術の精度向上と安全性の確保に寄与しています。
放射線科の検査について
一般撮影(レントゲン検査)
胸部や腹部、骨などを撮影する基本的な検査です。肺炎や骨折の診断など、幅広い疾患の評価に用いられます。短時間で実施でき、身体への負担も少ない検査です。また、撮影部位や目的に応じて最適な条件を設定し、必要な画質を確保しながら被ばくの低減にも配慮しています。
CT検査(コンピュータ断層撮影)
X線を用いて体の断面画像を撮影する検査です。出血や腫瘍、炎症などを詳しく評価することが可能で、救急医療においても重要な役割を担っています。必要に応じて造影剤を使用し、血管や臓器の状態をより詳細に確認します。
当院では64列CT装置を導入しており、広範囲を短時間で撮影できるため、患者様の負担軽減と高精度な診断の両立が可能です。
また、被ばく低減技術を活用し、検査目的や患者様の体格に応じて撮影条件を最適化することで、必要な画質を確保しながら放射線被ばくの低減に努めています。

MRI検査(磁気共鳴画像)
強い磁気を利用して体内の状態を詳しく描出する検査です。放射線を使用しないため被ばくがなく、脳・脊椎・関節・靭帯などの軟部組織の評価に優れています。
当院では2025年8月に1.5テスラMRI装置を導入し、高精度な画像診断を提供しています。
検査に際しては安全管理を徹底し、金属の持ち込み防止や事前確認を行うなど、事故防止に努めています。

血管造影検査
造影剤を使用して血管の状態を詳しく観察する検査です。
血流の評価や血管の狭窄・閉塞の確認に加え、治療(カテーテル治療)の補助としても重要な役割を担います。
当院では2025年10月に血管造影装置を導入し、循環器領域を中心とした診療および治療支援体制の強化を進めています。

X線TV検査(透視検査)
X線を用いて体内の様子をリアルタイムに観察する検査です。
消化管検査や各種処置の補助として用いられ、安全かつ確実な診療を支援します。
動きのある臓器や造影剤の流れを確認しながら検査を行うことで、より正確な評価が可能となります。
骨密度検査
骨の密度を測定し、骨粗しょう症の診断や治療効果の評価に用いられます。
転倒・骨折予防の観点からも重要な検査です。
当院では、DEXA(デキサ)法と呼ばれる測定方法を用いており、腰椎と大腿骨の骨密度を高い精度で評価することが可能です。
検査は短時間で実施でき、身体への負担も少ないため、継続的なフォローにも適しています。
外科用Cアーム(移動型X線透視装置)
手術室で使用する移動型のX線透視装置で、骨折手術や整形外科手術などにおいて、体内の状態をリアルタイムに確認しながら安全に手技を行うために用いられます。
術中に正確な位置確認が可能となることで、手術の精度向上と安全性の確保に寄与します。
また、2026年4月には外科用Cアーム装置を更新し、整形外科手術を中心に活用することで、術中画像の高画質化と安定性の向上を図り、手術の精度向上と安全性の確保に寄与しています。

患者様へ
画像検査に対して、「どのような検査なのか」「痛みはないのか」「被ばくは大丈夫なのか」など、不安を感じられる方もいらっしゃるかと思います。
当院では、検査の目的や内容について分かりやすくご説明し、患者様にご理解いただいたうえで検査を行うことを大切にしています。
また、安全面には十分配慮し、安心して検査を受けていただける環境づくりに努めています。ご不明な点やご不安なことがございましたら、どんな些細なことでも遠慮なくスタッフまでお声がけください。